これって乳がん!?とパニックになる前に…

乳がんってどんな病気なの?どんな症状なの?痛みはあるの?そんな乳がんの基礎知識をお送りします。乳がんは世界中でよくみられる癌です。西欧では女性のおおよそ1割が、一生の間に乳がんにかかるといわれています。それゆえに、早期発見と治療法が開発されています。乳腺外科にこられる患者の70%は「胸にしこりがある」といって来院してきます。また、乳房の痛みや乳頭から血のような分泌物がでてきた、よいう症状もあります。また、乳がんは数ミリから数センチ程度になると自分で触って確かめることもできます。まずは、しこりや痛みなどの症状がでてきたら、パニックにならずにお医者さんに相談することが大切です。乳がんと間違えやすい症状も多くあるので、自己判断だけでなく定期診断を加えると安心できるのです。

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乳がんの治療法とは?

乳がんの治療法の基本は外科手術となります。それに薬物治療法と放射線治療法を組み合わせた治療法が一般的です。外科手術では、しこりの大きさや乳がんの種類によって異なりますが、近年ではできるだけ小さな範囲で乳がんを取り除くことが行われています。また、万が一乳房の一部を切除しなければならない手術になったとしても、形成手術といって、乳房を再建することも行われてきています。放射線治療法は外科手術の中でも比較的軽い乳房温存手術で利用されることが多いです。乳がんの細胞にX線を当ててがん細胞の増殖を抑えたり、死滅させる治療法です。また、薬物療法は。血液やリンパ管を通して散らばったかもしれないがん細胞を薬で攻撃する治療法です。ただし、抗がん剤はがん細胞を抹消させると同時に正常な細胞も壊してしまうので脱毛などの副作用も起こることもあります。

しこりや分泌物は全てが乳がんではない

乳房にしこりができたり分泌物がでてきた症状が起こっても、全てが乳がんの症状というわけではないのです。乳がんと同じような症状を示す疾患もあります。特に10代〜20代の若い女性に起こる「乳腺線維腺腫」という腫瘍は、指先ほどのしこりがでてくる症状があります。これは良性乳腺腫瘍で、大半は未治療のまま経過しても自然に縮することも多いです。また、30代〜50代に多くみられる「乳腺症」は乳房の痛みやしこりや分泌物などの症状がでます。特に排卵後の月経が始まる時期に多いです。また30代から40代の女性に多く見られる「乳管内乳頭腫」は乳頭から血の混じった分泌物がでてくる症状があったり、良性のしこりができたりします。このように乳房のしこりや分泌物の症状が全てが乳がんとは決め付けられません。「なにかおかしいな?」と思ったら冷静に専門のお医者さんに症状を説明して診断と検査を受けることをおすすめします。

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